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論文要約:高齢者におけるバコパ・モニエリの摂取による神経マーカー・分子反応(2023年)

  • infobacopa
  • 7月13日
  • 読了時間: 2分

📄 論文情報

  • 著者:Andrew P. Keegan 他

  • 掲載誌Journal of Clinical and Translational Research, 2023年1月号 jctres.com+10AccScience+10ResearchGate+10

  • 目的:高齢者におけるバコパ・モニエリの摂取が、**神経マーカー(BDNF)や細胞内シグナル経路(NF‑κBおよびCREB)**に及ぼす影響を評価

⚙️ 方法

  • デザイン:オープンラベル臨床研究

  • 対象:認知機能に問題のない高齢者35名(4名が胃腸症状で中断) ResearchGatejctres.com+2PubMed+2ResearchGate+2

  • 介入:バコパ抽出物 300mg/日 を3か月間摂取

  • 評価指標

    • 認知機能(MoCA)、抑うつ(GDS)スコア

    • 血中mBDNFおよびproBDNF濃度

    • Western blotによる細胞内シグナル(NF‑κBおよびCREBのリン酸化)

📊 結果

🔍 結論

  • バコパの継続摂取は、血中BDNFには影響しないものの脳内の細胞シグナル経路に作用し、シナプス形成に関与するCREB活性化を促し、炎症関連NF‑κBを抑制する可能性を示唆。

  • 記憶保持力の改善も観察され、神経保護・認知支援への作用メカニズムの一端が明らかにされた。

📝 コメント

  • BDNFには変化が見られなかったものの、CREB活性化とNF‑κB抑制という新たな分子反応が確認され、バコパの作用メカニズム解明に新たな視点が加わりました。

  • 今後はプラセボ対照の二重盲検試験による確認が望まれます。

 
 
 

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