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臨床試験紹介:臨床試験:バコパ vs. ドネペジル(Phase 2b RCT)

  • infobacopa
  • 7月13日
  • 読了時間: 2分

✅ 総評と今後の展望

  • 試験規模・設計

    • 中小規模のPhase 2b試験ながら、バコパとドネペジルの比較評価としては世界初級のエビデンス

  • 有効性

    • 主評価項目(ADAS‑Cog/PGI‑MS)の年単位での変化において、有意な優劣は見られず

    • ただし一部の記憶関連スコアに改善傾向を示唆

  • 安全性

    • 重篤な副作用なし。忍容性の面では良好

  • 課題

    • 被験者数の不足や脱落率の高さにより、統計パワーが不足

    • 結論の確実性に限界あり

  • 今後への示唆

    • 多施設・大規模なPhase 3 RCTが不可欠

    • PGI‑MSなど感度の高い記憶評価指標を用い、プラセボ対照とした設計が望ましい

  • ドネペジルとは

    ドネペジルは、アルツハイマー型認知症の治療に用いられる薬で、アセチルコリンエステラーゼを阻害することで、脳内のアセチルコリン濃度を高め、記憶や思考などの認知機能を一時的に改善します。進行抑制は限定的ですが、軽度から中等度の認知症患者に有効とされています。

 
 
 

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